
美容外科での二重整形の中では、埋没法がメジャーです。埋没法は簡単なプチ整形だと言われていますが、実際は失敗があるということも事実。
今回は埋没法を失敗する確率と失敗例、やり直し方の他、失敗しないための未然防止策や体験談などを解説します。
ドクターが説明しない埋没法の失敗について知りたい人は要チェックです!
目次
二重埋没法には失敗が多いって本当?失敗する確率が知りたい!
埋没法はプチ整形ですが、人間が施術する整形手術だということに変わりはないため、絶対に成功するとは言えません。
埋没法が失敗する確率数は公表されていないため、具体的な数値を出すことはできません。
ただ、筆者が某美容外科クリニックの院長に”埋没法の失敗する確率”を聞いたところ、6%に満たないとの回答でした。
全体数から考えると、失敗する確率はかなり低いと考えられます。
この6%という数字には、どのような失敗例が含まれているのでしょうか。
失敗例について、これから一つ一つ解説していきます。
埋没法の失敗例
美容整形の埋没法の失敗には様々な症例があります。主な失敗例から稀な失敗例まで紹介していきます。
埋没法を受けたと思われる芸能人の失敗例も参考にしてみましょう。
希望の二重幅と違う
完成した二重幅が、施術前に希望した二重幅と違うということが埋没法の主な失敗例です。
ナチュラルな末広型の二重まぶたを希望したのに、幅広の平行二重まぶたになってしまったり、その逆になってしまうことがあります。

左側が末広型の二重まぶたで、右側が平行型の二重まぶたです。
芸能人を例にあげると広瀬すずさんは末広二重で、佐々木希さんが平行二重になります。自然な目元にしたい人は末広型を選ぶことが多いです。


どちらも可愛いですが、幅が違うと印象が大幅に変わるので、希望した二重幅と完成後の二重幅に差があると失敗ということになります。
糸がとれて一重まぶたに戻ってしまう

埋没法がとれたということを耳にしたことはありませんか?
埋没法は糸で留めているので、経年により糸が緩んでしまうことがあります。完全に取れてなくなるわけではありませんが、まぶたの中で糸が緩むと二重のラインが薄くなってしまいます。
一生取れない人もいますが、二重切開法ではなく埋没法を選ぶと取れる可能性があります。
二重まぶたの腫れが引かない

埋没法の手術後は1.5倍から2倍にまぶたが腫れます。大幅な腫れは1週間で引き、軽い浮腫みは1か月から3か月で徐々に引いていきます。また、内出血が出た場合も徐々に消えていくので安心しましょう。
施術後すぐに焦る必要はありませんが、半年経っても二重幅が腫れていて幅が広い場合や部分的に腫れあがっている場合は、感染症にかかったり、目の組織が損傷している可能性があります。
まぶたがボコッとする

埋没法は糸で留める手術なので、まぶたが薄い人が施術を受けると糸を留めた部分のふくらみが表面にボコッと現れることがあります。
施術後1か月から3か月はほぼ全員がなる症状ですが、半年から1年経ってもふくらみが消えない場合は、改善されない可能性が高いです。
まぶたから埋没法の糸が出てきた

まぶたから埋没法の糸が出てきてしまうことがあります。これは筆者も経験しました。
埋没糸が皮膚の中にしっかりと埋め込まれていない場合、糸が表面から出てきてしまうことがあります。
これは医師の技術不足だけが問題ではなく、患者側の体質に問題がある場合もあります。
腫れが強く出ないようにするために浅いところで糸を留めた場合、生体機能で埋没糸を排除しようと身体が働くことがあるのです。この身体作用により、埋没糸が外に飛び出してしまいます。
目がゴロゴロ、チクチクして痛い
稀な症状ですが、埋没法を受けた後に目がゴロゴロとして違和感があったり、チクチクとした痛みがでることがあります。
目の組織の不適切な箇所に糸がかかるとゴロゴロとした違和感が生まれます。
また、チクチクとした痛みはまぶたの裏側に糸が飛び出している可能性が高いです。
これらは医師の技術力不足による埋没法の失敗です。
肩こりと頭痛が起こる

埋没法を受けて数か月後に、肩こりや頭痛が起こることがあります。
二重幅を広く取ったことや、医原性の眼瞼下垂が原因である場合もありますが、他の病気の可能性も考えられます。
埋没法を受けた後に体調が悪くなると整形手術を疑いがちですが、他の病気の可能性にも目を向けてみましょう。
埋没法で失敗した芸能人はいる?
埋没法で失敗した芸能人を探してみましたが、どなたも美しく変化していたためいませんでした。ただ、埋没法を受けたことが分かりやすい芸能人はいたので参考までに紹介します。
前田敦子さん

埋没法で糸を留めた個所がボコッとしているのがよくわかります。普通にしているとわかりませんが埋没法を受け、目を強く瞑った場合このように見えてしまいます。
西内まりやさん

分厚いまぶたの人が整形で二重を作った場合、このようにくっきりしすぎた二重になることがあります。
ただ、西内まりやさんは施術後数年経っても幅が狭まらないため、埋没法ではなく二重部分切開をしている可能性があります。
北川景子さん

意外かもしれませんが、北川景子さんは埋没法を受けたと考えられます。
こちらがダウンタイム中のお写真です。

埋没法のダウンタイム中はこのように、浮腫んで腫れた状態になります。
埋没法を受けて3~4週間に撮影されたものだと推測します。
芸能人は整形を公表しているわけではないので、これはあくまで個人の推測に過ぎません。
可能性はありますので、埋没法を受ける人は後悔しないように参考にしてみてはいかがでしょうか。
埋没法で失敗した場合のやり直し・対処法は?
埋没法で糸が外れてしまった場合は上から再埋没することになります。
糸が出てきた場合も同じです。担当医に失敗だと認めてもらうことができれば、無料でやり直しをしてもらえる可能性が高いので、やり直したい場合は医師に診てもらいましょう。
糸がゆるんだり、とれてしまった場合は急ぐ必要はありませんが、目にゴロゴロとした違和感や、チクチクとした痛みがでた場合は角膜を傷つけている可能性がありますので、早急に医師に診てもらいましょう。
医師の予約が取れない場合は、近くの眼科を受診してください。
埋没法は抜糸で元に戻せるから安心?
埋没法は抜糸をすれば元の目に戻すことができます。
やり直しがきくのは大きなメリットですよね。
ただ、癒着して元に戻らないケースもありますので、元に戻したいと思ったら術後3か月以内に医師に相談しましょう。
埋没法の失敗を未然に防ぐ対策法は?
埋没法の失敗を100%防ぐ方法はありませんが、腕のいい美容外科医に施術してもらうことで、失敗の確率を下げることができます。
しっかりとカウンセリングを受け、信頼できる医師かどうかを見分けるようにしましょう。
埋没法の症例件数が少なく、目の組織を十分に理解していない若手のドクターは安くても避けるべきです。
埋没法で失敗した人のブログと体験談
筆者も埋没法の経過ブログを書いているのですが、途中で目から糸が出てきたので失敗例の参考にしてください。
埋没法を失敗した人の口コミや体験談を集めました。
・埋没法を受けた当時はあゆの影響で幅広二重が流行っていたけど、流行が過ぎてからわたしの目も時代遅れに…。30歳過ぎたらスッキリとした二重瞼がうらやましくなった。
・埋没法を受けてから5年目に糸がゆるんで薄い二重瞼になってしまった。再埋没をするか、切開するか悩み中
・埋没法受けて2週間後に成人式にいったら、まだ腫れが残っていたため友達につっこまれた。ものもらいって言ったけどどう思われたんだろう
一口に失敗と言っても、いろいろな失敗があるんですね。
埋没法の失敗まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
埋没法はすぐに二重まぶたにできる魔法のようなプチ整形ですが、良いことばかりではないことがわかりました。失敗と対処法を知ったうえで手術に臨めば、気持ちが楽になるかもしれません。
これから埋没法を受ける人は、カウンセリングをしっかりと受けるようにしてくださいね。